【2018年度 北海道ボディビル連盟 全道理事会報告】

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【ユベオツボディビル記事59】
2018 ボディビル北海道理事会報告

2018年4月15日(日)、札幌市中央区の かでる2.7 にてボディビル北海道理事会(全道理事会)が開催され、わたくしボディビル津田は理事として参加しましたので、特に気になった会議の内容をご報告させて頂きます。


1. 日本クラス別ボディビル選手権(日本体重別ボディビル選手権) 及び 日本クラシックボディビル選手権(日本身長体重別ボディビル選手権) の北海道開催に至った経緯等々についてが議論となりました。

通常、全国レベルのボディビル選手権大会は 規模が巨大ゆえ、数年前頃から それとなしに各地方連盟(北海道や宮城などの各地方連盟)に打診があるのですが、今回は 2018年の年が明けてから決まりました。 しかも 全国規模の大会が二つ同時開催(クラス別とクラシック)という過去に例のないケースです。 異例かつ早急な決定に 道内の関係者の間では動揺が拡がり、ボディビル北海道理事会にて 経緯の説明をして頂きたいという流れになりました。

そこで責任者である北海道理事長から経緯のご説明がありました。 その説明によりますと、全国理事会開催時に 様々な地方へ『全国大会を開催してくれないか?』と打診したものの、どの地方連盟も難色を示されたそうなのです。 最終的には、現在の全国連盟会長と北海道連盟理事長の信頼関係が深いのもあり、北海道連盟への要請に近い打診へと至ったのです。 そして 北海道理事長が駆けずり回り、受け入れ会場の手配や 体制の確認を進めたところ、『 ”何とか” 開催できそうである』と判断し、全国大会の北海道開催決定へと至ったのでした。

そもそも各地方連盟が難色を示した背景には、大会の種類が増えてきたため、開催スタッフの皆が手弁当(ボランティア)でやっているのもあり、手が回らなくなって来たからだそうです。 昔は『ボディビル選手権(無差別)』一つしか無かったものが、『クラス別(体重別)選手権』が新設され、その後は『クラシック(身長体重別)選手権』も新設されました。 ここまでは何とか対応できたものの、最近の筋トレブームから『フィジーク部門』『フィットネス部門』などのソフト系大会も追加され、さすがに大変になって来たそうなのです。 今までにない競技人口の増加 や 大会運営収入を得られた反面、各地方のボディビル・フィットネス大会実行委員会が疲弊するという副作用も出て来てしまったのです。

今回は緊急措置という事で 北海道ボディビル・フィットネス連盟総動員で全面的にバックアップさせて頂くことになりましたが、今後 もし 巨大選手権開催の打診があったならば、臨時の北海道理事会を招集するなど 対応を密にしていく事で全理事が承認しました。


2. その他には、現時点では併催している 北海道のボディビル系大会 と フィットネス系大会(フィージークとフィットネス大会)を ”来年度から別開催したらどうか?” も議論になりました。

併催の場合、どうしてもカテゴリー(大会種)が多くなり過ぎ、1日でこなすには時間的に大変になりつつあるのです。 現在は フィットネス予選 ⇒ フィージーク予選 ⇒ ボディビル予選 ⇒ フィットネス決勝 ⇒ フィージーク決勝 ⇒ ボディビル決勝 ⇒ フィットネス表彰式 ⇒ フィージーク表彰式 ⇒ ボディビル表彰式 といった流れで ”ごちゃ混ぜ開催” で、正直いうと全部が中途半端な感じがしました。 『ラーメン屋もやってます♪でも夜は居酒屋もやってます♪』みたいな感じな。。これでは近い将来 行き詰まってしまう事でしょう。 やはり 『ラーメン屋はラーメン屋!』 『居酒屋は居酒屋!』 のほうがお客さんも 分かりやすいし 行きやすいですよね。 それと同じ感じだと僕は思います。

フィージークやフィットネスの方向性も、ここ1〜2年で基本骨格も確立され、競技人口も増えましたよね。ここらで独立させて行こうという流れは個人的には大賛成です。

ただ、別開催に関しては他の理事らから異論が続出しました。 なぜならば 会場費や運営スタッフの労力が二重負担になるからです。 理想としては別開催が良いものの、みんなが手弁当のボランティアで大会開催を助けているゆえ 現実的には難しいのではなかろうか!? との意見も多かったのです。 結果的に議論は次回への持ち越しとなりました。

しかしながら、僕は将来的に 『北海道のボディビル系大会 は ”北海道ボディビル選手権 単独開催!” 』 『北海道のフィージーク系大会 は ”北海道フィージーク選手権 単独開催!” 』 としていくべきだと考えていますので、どのようにしたら円滑にそのような流れになっていくのかを次回の記事で配信させて頂き、手紙にも書き直し 主要理事宛てにお送りして 次回の理事会の議題にかけてみたいと考えております。

そして 極論にはなりますが、今の組織体系のままですと、どうしてもフィージークはボディビルの下というか 登竜門扱いで、それはそれで かわいそう です。

そういうワケで いっそのこと 『日本ボディビル・フィットネス連盟JBBF』『日本ボディビル連盟JBBF』へ戻し 昔のようにコアなボディビル大会へ一本化。それと並行して 連結会社みたいな感じで『日本フィージーク連盟JFFF』を新設し、この新団体でフィージーク系とフィットネス系の大会を堂々と単独開催するのです。 お互いに確固たる ”主権” を持たせ ”完全別離” するのが良いと個人的には思っています。


3. あとは、ある理事さんから『津田のボディビル連盟への貢献度が低い!』とお叱りを受けてしまいました(笑)。 仕事である整体業が不振なのもあり、どうしても休みが取れないというか、お手伝いできない時も多いのです。 経営が順調ならばもっとボディビル大会への協力も出来るのですが...(^^;)。
僕の整体院の患者さんが もっともっと来て 売上に ”貢献” してくれるかどうかに掛かっています(笑)
叱るなら整体院に来ない ”お客さんの方” を叱って欲しいぜよ(爆笑)!?