≪ 第21回 ≫
盛・藤田・津田 ユベオツBIG3 ボディビル座談会 開催!!
盛 8×3法を熱く語る!裸と裸の2006ユベオツマッスル忘年会


第1章 ユベオツマッスル同好会メンバー集結へ…



ユベオツマッスル同好会設立から2年近くが経ちました。北海道のみ特例扱いだった、ボディビル選手権への個人参加が2004年より認められなくなった背景から、江別周辺のボディービルダー有志により結成されました。北海道では一番実績のある盛選手(2002北海道ボディビル選手権大会 準優勝)が代表に就任、パソコン操作も出来る津田(1995札幌ボディビル選手権大会 優勝、2006北海道ボディビル選手権大会 準優勝)が事務局を担当する事になりました。そこに藤田選手(2004北海道ボディビル選手権大会出場)・斉藤選手(2006北海道ボディビル選手権大会 5位)が加わりました。男だけのボディビル同好会の旗揚げです!

江別市民体育館を中心に活動しているのですが、皆それぞれが仕事を持っているだけにメンバーが全員が揃うことは中々ありませんでした。そんなバラバラであるメンバーも1年に1回位は全員集まって、トレーニング座談会(兼、忘年会)を開催しようと盛代表からの提案により、12月26日(月)18:30から開催する事に決まりました。

しかし、全員が集合する事は仕事があるだけに調整が難航しました。『ユベオツマッスル同好会掲示板』や『携帯電話』などで細かな開催日程のやり取りが始まりました。


藤田: 『12月21日・25日ならOKだよ!』


津田: 『それでは12月21日にしませんか?25日はクリスマスなので、男だけで集まってもね…(笑)』


盛: 『うーん、21日は出張で遠出なんだ。では私は見送りましょう!』

津田: 『いや!やはり盛選手がいないと座談会になりませんよ!もう一度予定を考えましょう!』

藤田: 『12月26日も大丈夫だよ!クリスマスも終ってるし…(笑)』

津田: 『それでは12月26日で盛さんには提案します。もし駄目なら新年会ですね!』

盛: 『よーし!26日ならOKだ!皆、酒買っとけよ!1人千円の寄せ集めで忘年会だ!』

津田: 『それでは津田の整体院(江別市大麻新町4-1)使って下さい。』

そしてBIG3によるボディビル座談会が開催となった。波乱、波乱の忘年会の行方は…!?

第2章 盛氏脱ぐ!8×3法を熱く語る!裸の肉弾トーク!ベントローイングはこうやってやるんじゃーー!!

開催直前、会場である 津田の家(にこにこ整体院) に予約の電話が入ってしまった。せっかくの忘年会!明日の予約である事を願う…。しかし、当日の施術希望でした。忘年会は 6時半 からなので 2時間半 考えて 『夜9時ならどうでしょうか?』 と整体のお客様に勧める。『9時からだと少し遅いから…』 とお客様。うーん困った!売上が良ければ断っても良かった。ただ2006年は非常に客足の悪かった背景もあったので迷いました。大事なお客様を逃がす訳にもいかず、ギリギリの 『夜8時ちょい過ぎでは…?』 と再度勧める。『それならばOKです。ありがとうございます』 とお客様。藤田氏は 『仕方ないね』 と一言。残念な表情が出ていたのは盛氏であった。いつも深夜までボディビルを語り明かす、ミスターボディビル!しばらく “間” を置いてから 『仕方ない!1時間半で出来るだけテンション上げて盛り上がりましょう!!』 と一気に乾杯の音頭へ…!!

皆で持ち寄ったビールや焼酎をあける。ユベオツ一の酒豪!盛氏は、ハイペースでグイグイと飲み干していく。ベンチプレスなら200キロ級の勢いはあるでしょう(笑)!ビールは安い発泡酒!“味”よりも “量” を優先させた。『住めば都!飲めば都!』である。

つまみは、ボディビルダーの必需品!チーズだ!タンパク質と程良く脂肪が摂取可能な食べ物だ。カマンベール&ベビーチーズを食べ尽くす!他にはイカのくん製も用意されていた。これもタンパク質!やはり身体の芯までボディビルに漬かっているんだな…と感じた今日この頃でした。忘年会の時でさえ、ボディビル!ボディビル!

始まって30分経っただろうか…?
トークは段々とヒートアップ!トレーニング談義となっていく…。話は盛氏が推奨する『8×3法』へとなっていく…。

『8×3法』とは、1種目に対して1セット(S) を8レップ(R) をギリギリこなせる重量で、(重量を変えずに)3S だけを集中して行うというトレーニング法であります。1S〜3S目まで全て 8R こなせたら重量を2.5〜5キロアップさせます。そして一部位(胸・背中・脚などの事)を最大2〜3種目までに絞って行います。

多くのボディービルダーはピラミッド式に重量を上げていき、1種目5S前後を3種目以上を行う方法が主流です。昔は1種目10S〜20S という時代もあった位です。この『8×3法』はその常識を覆す盛氏の画期的なトレーニング理論です。3S ならば筋肉が充血してパンパンになる反応であるパンプアップが得られない場合も想定されるが、盛氏に言わせれば 『パンプアップなど自己満足に過ぎない!パンプ状態まで行けばむしろオーバーワークだ!』 という。

私(津田)も盛氏の勧めで、まずは肩(三角筋)から導入して、最近では他部位にも導入して、試験的に筋肉の発達具合を経過観察しています。実際、本当に集中してやってみると 3S でも結構辛いものである事が分かりました。かつて 5S も 6S もやっていた頃は、後半の1〜2S は今にして思うと、手を抜いていた気がします。逆に 『3S だけで良いんだ!』 と思えば、集中して濃い内容のトレーニングになり、重量アップも出来たみたいです。

しかし、『この方法で一番重要なのは、何処の筋肉を使えているか!のフォーム(動作)が重要である!』 と盛氏は強く我々に語りかけた!そして、『隣(津田の家)の部屋に確かバーベルあったよな?実際やってみよう!』 と盛氏は突然、服を脱ぎ出した…!裸と裸のトレーニングバトルが勃発してしまった…。

トレーニングは盛氏が最も得意とする背中の種目で熱く語り始めた…。


盛: 『津田君!ベントローイングをやってみて!普段やっているフォームでやってみて!』

津田: 『私はこうやっています(すぐ下イラスト参照)。(比較的、肘・脇を広げた体幹部と垂直である腕位置からローイングをやってみた)』



藤田: 『僕も津田君に似たフォームだ!だだ重量を重くして、もっとチーティングを使うかな?』

盛: 『ノーノーノー、ちがーう!そんなんじゃ、広背筋は使っていない!僧帽筋の運動になってしまうよ!』

盛: 『見ててくれ!こうやってやるんだ(すぐ下イラスト参照)。上げきった時には広背筋を潰す感じで行うんだ!そうすると自然と肘・脇は絞まったフォームとなる。上げる可動域は真直ぐでなく、少し孤を描く様になる、つまり縦の捻りともいえる!その状態が一番、広背筋が収縮・使っている状態になるんだ!』



津田: 『なるほど、タオルに例えると、真直ぐ絞るのと、しっかり捻りを入れて絞るのでは、後者の方が、しっかり水が絞れますよね!?そういう理論なのかな?(下の2枚画像参照)』



津田: 『つまり、よく絞った方が筋肉に効いているという事なんですね!ローイングも同じ感覚で肘・脇を絞め、尻を突き出し背中を反らし、そして孤を描く様な感覚で上げる事で、タオルの捻りの様な状況下になり、盛氏のフォームの方が広背筋の収縮が大きい様ですね』 … そして津田も盛氏のフォームでやってみる …

盛: 『まあ、多少、解釈は違う気がするが(フォームも多少違うが…)、私が伝えようとしている事は理解してくれた様だね!』

盛: 『肘・脇を絞めるという観点から考えるのではなく、広背筋が最大収縮する感覚を追及した所、結果的に肘・脇を絞め、背中が反り、孤を描く様なフォームになるという風に考えて下さい。意識です!広背筋にいかに感じるかが重要なのです!』

津田: 『やってみます。広背筋を強く感じる様に頑張ります!』

盛: 『チーティングや反動を使うと効果が薄れるから、なるべくストリクト(正確)に!藤田さんもヨロシクネ!』

藤田: 『うーん!? チーティング・反動での強引なマッスル北村流トレーニングは俺の十八番だしね…!?』

【※注意】 理詰めの盛氏、バイオレンスの藤田氏とトレーニング理論は互いに対極しているのであります。しかし、ユベオツのメンバーはそこが面白いし、仲が良いのである。

盛: 『藤田さん!津田君!自己満足では駄目だよ!いかに、目的である筋肉を使っているかが重要なんですよ!』

盛: 『懸垂(チンニング)も同じです。背中を潰すという感じで行うと、肘・脇は絞まり、孤を描く様なフォームになります。ローイングは下から引く、チンニングは上に引くという違いですが、理論は一緒です!』

津田: 『…すみません。そろそろお時間みたいです。』

盛: 『そうか!そろそろ服を着なければ…、それとも裸で(整体のお客様を)お出迎えしようか!?なーんてね!?(笑)』

こうして、“嵐” の様なボディビル座談会は終了(正確には次回に持ち越し)したのでした。盛氏はタクシーで、藤田氏は徒歩で、去っていったのでした… おわり

このボディビル座談会(ユベオツマッスル同好会忘年会)の内容は、ほぼノンフィクション(事実)であります。だだ演出上で一部誇張している部分もございます。

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